こんばんは。脱時男です。
奥さんが育休を拒否られるかもしれない!!
今日は奥さんが育休拒否されそうになったのでガチで調べた結果を書きます。
トキオの場合は、私が転勤族なものだから結婚して最初の転勤のときに奥さんも仕事を辞めざるを得なかったんです。
※これは別エントリーにしようとは思いますが、これも転勤族が辛いと思う一因だったりする。
さて、話は戻して。
トキオ以上の仕事人間だった奥さんからすると平日昼間に仕事がないのは気が狂いそうになるらしい。
とはいえ、自分もいつまた転勤になるかもわからないから奥さんもなかなか正規雇用の仕事に就くことは難しい。
ということで平日何日か行くパートに就くこととなったのが3年前の話。
勤め先はというと、町の小さい個人事務所のようなところで書類整理のお仕事。
めでたく今年妊娠もして、このままでいくと12月くらいから育休に入るというところ。
ということで先月くらいに一度勤め先の方にそれとなく話をしてもらったところ、
「え、退職じゃないの??ほら、旦那さんもいつ転勤かわからないでしょ」
という反応だったらしい。
これにはトキオも奥さんは仰天。
転勤め〜!
どこまでも俺も苦しめやがる。。
とまぁ憤ってても仕方がないのできちんと制度を調べてみることにしました。
調べたのは「勤め先は育休を拒否できるのか」、「パートタイムの人が育休を取るための条件」、そして「転勤で復帰できない可能性がある場合に育休が取れないのか」の3点を調べました。
- パートタイムの人が育休手当をもらうための条件
- 勤め先は転勤を理由に育休を拒否できるのか
- 転勤で復帰できない可能性がある場合に育休手当がもらえないのか
調査方法ですが、ネットでの情報、特に厚生労働省関連のサイト、そして厚生労働省配下の相談ダイヤル(0120-811-610)にかけたことにより得られた情報です。
転勤理由の育休拒否の調査まとめ
1.パートタイムの人が育休手当をもらうための条件
→これはパートタイムであろうが正社員であろうが次の3点となります。
- 雇用保険に加入していること
- 1年(12ヶ月)以上働いていること
- 子が1歳6か月までの間に労働契約が更新されないことが明らかでない
厚生労働省のQ&A~育児休業給付~のQ2、3になります。
2. 勤め先は転勤を理由に育休を拒否できるのか
→育休を取得する条件を満たしている場合には転勤があろうとなかろうと、勤め先は育休の取得を拒否できません。
あくまで労働者側の権利となります。
3.転勤で復帰できない可能性がある場合に育休手当がもらえないのか
→転勤を始め、旦那さんの状況には影響を受けません。
2、3については、「労働条件相談ほっとライン」について | 東京労働局に問い合わせた結果です。
電話番号は0120-811-610です。
ついでに労働局に訊いてみた
また、電話問い合わせをしたときに次の疑問も質問してみました。
Q.それでもどうしても勤め先が育休を撮らせてくれない場合は誰に頼ればよいか?
→あくまで法律では勤め先は育休拒否の選択肢はないが、実際は大小さまざまな会社があるため、まずは労使間で十分に話し合いを持ってください。
それでも解決が難しそうになった場合には各県に労働相談センターというものがあるのでそちらに相談してください。
とのことでした。
育児休暇が原則職場復帰を前提としたものである以上、勤め先と揉めまくるのはお互いにとって得策ではありませんから、まずはきちんと当事者間で話し合いをするのはよい選択だと考えられます。
労働相談センターでもいきなり強制力を発揮するものではなく、あくまで仲立ちするという格好だということでした。
Q.育児休暇取得中に夫が転勤となり、妻が仕事に復帰できなくなった場合は?
→育休取得時点で退職を予定している場合には給付は受けられませんが、給付中に退職になった場合は、それ以降の給付は受けられなくなるものの、過去の給付金を返納する必要はありません。
厚生労働省のQ&A~育児休業給付~のQ16になります。
以上です。
いや〜トキオもこれでひと安心です。
皆様も相手先の言い分をそのまま受け入れるのではなく、各種サイトや相談ダイヤルを上手に活用し、受けられる給付はきちんと取れるようにしていきましょう!
検索エンジン経由で来ていただく方へ
グーグルなど検索エンジンからこの記事に来られる方がとても多くいらっしゃいます。
何かのご縁ですので自己紹介させていただきます。
私は2020年1月から222日の男性育休を取得しています。
不妊治療なども経験しながら待望の第一子を授かることができました。
【↓ついに産まれました!!】
育休取得を機にこのブログを始めましたが、開始1ヶ月で何度もスマートニュースなどの取り上げていただいたり、はてなブログ内でも上位数%に入る読者の方に読んでいただいたりしています。
育児本100冊読破を目標に育児本レビューも書いています。
プレママ・プレパパ編はこちらをご覧ください。
現在は里帰り出産先の妻の実家でマスオさん生活をしています。
ズボラな性格ながら頑張って奥さんをサポートする記録をつけていますので、よろしければ色々見ていってくださいませ!